思い出の香りで故人を偲ぶ。「珈琲の香りの線香」開発の背景

メーカー

増田幹弥

株式会社孔官堂顧問。1983年生まれ。2013年入社後、経営企画・商品企画等全般を担当。カレーとテニスが好き。世代・時代を超えた普遍的な良さについて日々考えている。

明治の発売以来、100年を超えるロングセラーのお線香「仙年香」を販売する大阪の孔官堂。思い出の香りで個人を偲ぶ「香りの記憶 珈琲」というユニークな商品をリリースしている。背景にあったのが、拝む対象が仏様やご先祖様から身内に変わったこと。亡くなった大切な人のことを香りで思い出す「香りの記憶」は、発売からラインナップを増やしながら着実にリピータを増やしている。

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